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#9 大女優Audrey Hepburnが残した言葉(1)

 皆さん、こんにちは。3月がやってきましたね。先週の日曜日に家族で大谷田公園に行ってきました。梅の祭りがあると聞いて来園しましたが、時期が少し遅かったようで梅の花が散り始めました。しかし、ポカポカの陽気でとても気持ちが良かったです。

 さて、3月は大女優 Audrey Hepburn(オードリー・ヘプバーン)が残した言葉をご紹介したいと思います。

 オードリーの映画代表作と言えば、「ローマの休日」(1953年)や「ティファニーで朝食を」(1961年)でしょうか。ただ私とは時代が違いすぎて、実は映画一つもまともに見たことがまだないのです。しかし、オードリー・ヘプバーンについての新聞記事や本、写真などはたくさん見てきました。本当に素敵な女性で、特に彼女の自然さには心が惹かれます。

 今回ご紹介する英文は以下の書籍から引用しております。
「Audrey Hepburn – Quotes and Believes」- Audrey Hepburn Collection of 50 Best Quotes (Mobile Library)

Audrey Hepburn - Quotes and Believes

Audrey Hepburn Collection of 50 Best Quotes (Mobile Library)

※ quote (verb): to repeat the words that someone else has said or written.
※ quotes (noun, plural): the symbols “ ” or ‘ ’ that are put around a word or phrase to show that someone else has written or said it. (Cambridge dictionary)

 ここでの「quotes」は誰かが話した言葉、引用または格言という意味ですね。この意味ではいつも複数quotesの形です。もし単数の形「quote」ですと、「見積」や「価格」という全然違う意味になりますので、どうぞご注意ください。

 それでは本に紹介された50 quotesの中に、私が印象的なものを(自分の)日本語訳付きでご紹介いたします。これらの言葉によって、なぜ彼女が大女優になれたのか少し分かるような気がします。

第1、凄まじい努力家

“I was asked to act when I couldn’t act. I was asked to sing ‘Funny Face’ when I couldn’t sing, and dance with Fred Astaire when I couldn’t dance – and do all kinds of things I wasn’t prepared for. Then I tried like mad to cope with it.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

 「演技がまだできていないときに演技を求められました。 歌えていないときに「ファニー・フェイス」を歌って欲しいと言われました。踊れていないときにフレッド・アステアと踊るように頼まれました。そのように準備ができていなかったあらゆることを求められてきました。 ですので、私は死ぬほど練習しそれに応えられるようにしました。」

【ポイント】
① ~ like mad: (informal/idiom) If you do something like mad, you do it very enthusiastically, quickly, or a lot. (Cambridge Dictionary)
 これの日本語訳はちょっと悩みました。「狂ったように」「気違いほど」という表現もありますが、なんかネガティブに捉えられそうなので、ここでは「try like mad 」=「死ぬほど努力する」と訳しました。

cope with (verb): to deal successfully with a difficult situation or a person in a difficult situation (Cambridge Dictionary)
 よく「deal with」( ~に対処する、応える)が見かけられますが、「cope with」も「deal with」と同じ意味と覚えれば大丈夫です。「with」というprepositionにご注意ください。「cope」や「deal」だけでなく、「cope with」、「deal with」をセットで覚えたほうが良いでしょう。

第2、謙虚な心と(演技への)自分なりのこだわり

“I’m not a born actress, as such, I care about expressing feelings.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

 「私は生まれつきの女優ではないので、感情を表現することを大切にしています。」

I'm not a born actress, as such, I care about expressing feelings. (Audrey Hepburn)

【ポイント】

① a born ~ : 生まれつきの~。生まれつきの才能について話す。

as such: だから、ゆえに、それにより。

care about (verb): 関心を持つ、気を付ける、大切にする。ここも「care about」というセットを覚えたほうが良いです。

第3、成功への執着を手放したことこそ、大成功を手に入れた

“I decided, very early on, just to accept life unconditionally; I never expected it to do anything special for me, yet I seemed to accomplish far more than I had ever hoped. Most of the time it just happened to me without my ever seeking it.”

Audrey Hepburn


【日本語訳】

 「私は非常に早い段階で、ただ無条件に人生を受け入れることを決めました。 私に特別なことをしてくれると期待したことは一度もありませんでしたが、私の期待していたものよりも遥かに多くのことを達成できたようです。 ほとんどの場合、私からは何も求めがなく、ただ私の身に起こっただけです。」

【ポイント】

unconditionally (adverb): 無条件に。これはfamily wordsで覚えるのがおススメです。condition (noun):条件 → conditional (adjective):条件的な(形容詞)→ unconditional (adjective):無条件的な(形容詞・反対語)→ unconditionally (adverb):無条件に(副詞)

yet: ですが、けれども。次に述べることが前に述べたことと反対の意味をもつときに使う。

far (more): 非常に、かなり(多い)。far more = much more

 それでは今週はここまでにいたします。来週、また引き続きAudrey Hepburnの名言をご紹介していきたいので、Audrey Hepburnのファンの方はどうぞ楽しみにしてください♪

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